こんにちは。会長の河村です。
昨日、河村・榎戸副会長・坂本委員長・山崎委員長の4名で第1回ODECO事業研修セミナー(代々木)に参加してきました。
参加者総勢:86名
静岡YEG他、学校関係者・出版社・読売新聞社・バンダイナムコ(株)・北海道大学准教授・日本漢字能力検定協会・市教育委員会・早稲田大学学生・松下電器産業(株)・カシオソフト(株)・ドコモエンジニアリング(株)・ヤフー(株)・日本航空(株)・三菱総合研究所・みずほ総合研究所・(株)ニッポン放送 等多彩な顔ぶれです。

ODECOとは、On Demand Education COntents platfoamの略で、学校教育とコンテンツ提供者を結びつける事業で、文科省と厚生労働省が3年計画で約2000億円規模の予算を付けた事業です。
これまで国は単純な一律支援を行ってきました。例えば、パソコンを単純に学校に与える。しかし、指導する先生がいるか居ないかでその活用は有にも無にもなります。ODECOはまずコンテンツを提案し、それを活用したいと名乗りを上げた学校に指導をしていく事業です。
コンテンツの内容は様々ですが、大手企業もそのコンテンツ提供に参加しています。例えば、サントリーは「水」をテーマに希望する学校に無料で講師を派遣してくれます。電通は「コマーシャルができるまで」と題して、子供たちに実際15秒間のCMを作らせる授業を用意しています。文具メーカーのコクヨは小学生に欲しい文具の開発をさせて、その上位2校は実際コクヨの社長を前にプレゼンできる等の多くのコンテンツが既に用意されています。

昨日は、ODECO実施主体である、デジタルメディア研究所 代表取締役 橘川幸夫氏の開会の挨拶に始まり、
1.特定非営利活動法人(NPO)教育支援協会 代表理事の吉田博彦氏が学校教育の変遷の概略から、現在の弊害を指摘。
2.元小学校教諭 現在情報教育における授業研究・ICT学習環境の研究をされている、中川一史氏が学校の二極化・教師の二極化について
3.八王子市立城山中学校吉田和夫校長先生(現役)の学校の現状と企業との協調
4.ヤフー(株)社会貢献企画 鶴岡弘子氏による、子供向けインターネット学習機能や有害サイトをシャットアウトした安心して使用できるPC向け情報検索サービスについて
5.日本財団 寺内昇氏によるCSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)活動と非営利活動をつなぐ社会共創プラットフォームCANPAN(カンパン)サイト「CSRプラス」のご紹介
様々な情報を得た中で、これまでの一律支援ではなく、地域に密着したその学校が欲しいもの、足りないものを提供していく事で、先生も生徒も父兄も共に成長していくチャンスがあることがわかりました。
しかし、意外と企業と学校とは結びつきが無いそうで、その橋渡しをYEGができないかという事業です。

最後に、橘川氏から突然静岡YEGを皆様の前でご紹介いただき、急遽私が校庭の芝生化問題について調査を開始する旨ご説明させて頂きましたところ、壁面緑化(緑化カーテン)に取り組んでいる方から、既に研究されたデータを頂くことができました。
その資料によると、緑化カーテン有りと無しの場合では、外壁表面温度が4℃の差が出たそうです。(32℃と36℃)
内壁でも2℃の差が生じています。(25℃と27℃)
気温を1℃下げるだけでもかなりの体感が変わりますので、この効果は期待できます。
更に、校庭の芝生化・屋上緑化も進められれば、更なる効果が期待できます。芝生化は、気温のみならず、健康増進・情操教育にも効果が期待できます。
問題点は、メンテナンス。如何に地域の方々を巻き込むか、また農薬散布をなくすかが課題です。
以上の観点より、昨日ご面会させて頂きました方々とも、今後情報交換をさせて頂き、何らかの提言に結びつけていきたいと思っております。
皆様のご協力を今後ともよろしくお願い申し上げます。
投稿者 静岡YEG : 2007年06月04日